視程とは

フィールド, 雲, 空, 地球, 地平線, 耕起, 曇った, 乾燥, ドライ

スカイスポーツ全般に言えることだが、飛行計器を装備しないため今どこをどの方向に飛んでいるのか、どのような姿勢(ピッチ、ロー、ヨーの3軸)で飛行しているのか、あるいは他の機体との衝突を避けるための安全距離の確保などは、すべて周りの景色を認識することで察知している。そのため、スカイスポーツを楽しむ上では有視界飛行が絶対条件で、より遠くまで見えることがより望ましい。

このどの程度遠くが見えるかを示す言葉が視程であり、目標物を肉眼で識別できる最大距離のことを言う。(ただしなんとなく物体が見えるというレベルではなく、目標の形が識別できる状態)
その日の天候などで観測する方角によって視程が異なることがあり、その場合は最小距離であらわす。

視程を悪くする要因(視程障害現象)には様々のものがあり、大気中に浮遊するチリやゴミからなる煙霧、霧やもや、煙や降水等がある。

視程が良いということは上述の浮遊物が空中にない(少ない)状態であり、雨や雪のすぐ後などはこれらチリやゴミなどの浮遊物が雨や雪と一緒になって地面に落ちるが、雨が降る場合は湿度が高いことが多いため、雲やもやなどの影響を受けることもある。
一般的に見通しがよいのは空気が乾いており、空中の浮遊物を吹き飛ばすような強い風が吹くときであり、冬型の気圧配置のときなどに良く見られるが、一方で強風が予想されるため飛行速度の遅いスカイスポーツのフライト条件に必ずしも適した気象条件になるとは限らない。

グライダー(滑空機)の場合は最低5kmの視程がないと飛行できません。
パラグライダーやハンググライダーの場合は航空法の適用を受けないため、最低何km視程がないといけないという統一された絶対のルールはありませんが、自分の身を守る上でも5km程度の視程はほしいところですね。(テイクオフ~ランディングまでのぶっ飛び以外誰も飛ばない場合なら少しは話は変わりますが)

次回は視程障害現象について細かく見ていきたいと思います。

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