スカイスポーツとの出会い2

空の楽しみを私に教えてくれたグライダー。ただ、そんなグライダーにも様々な障害がありました。それはお金と時間、手軽さです。

写真をみると分かるとおりグライダー(滑空機)はエンジンを装備していないものの、航空法上航空機として取り扱われます。また車などのように大量生産されるものでもないので結果的に機体の価格が高くなります。安いものでも数百万円以上で1千万円を超えるのは決して珍しいことではありません。年収数千万円の高給取りであればいいのですが、普通のサラリーマンにとっては、個人で所有するのにはハードルが高く、たいていはクラブなどに参加してクラブとして購入するとか有志数名集まって共同所有することが多いのではないでしょうか。

クラブに所属する場合、年(月)会費を払えば良いだけでなく、一度フライトをするたびに1万円弱のお金が必要です。また、町のど真ん中で飛べるわけではなく、離着陸に必要な広大な敷地を確保するために、都心からは1~2時間ぐらいかかるエリアへ出かける必要があります。電車など公共機関の乗り物を乗り継ぐのも大変ですし、車をもっていたとしてもガソリン代や高速代も馬鹿になりません。そうすると1回フライトすると1~2万円程度の出費になります。30代も半ばになった今では少しはお給料も増えているので余裕がないわけではないですが、色々遊びたい大学卒業したての社会人にはやはり大きな負担です。おそらくゴルフをするのと同じかそれ以上の出費と考えることができるかな?と思います。

せっかく出かけても天気がよくなければ飛べないし、うまくなればなるほどただ飛ぶだけではつまらなく、長い時間、高く遠くへ飛びたい。そういうフライトができる気象条件にいつも恵まれるわけではないのでスタンバイの時間も多くなれば、飛べないで帰ってくることも多いです。(ここらへんはパラグライダーも一緒かな…)

また活動範囲が狭いのも少し嫌でした。所属するクラブが使う滑空場をベースに活動することが基本になります。またクラブ会員で共同所有するので飛びたいと思っても他にも飛びたい人がいると飛べないこともある。大学時代は関東地方で活動しており、社会人になった後も活動拠点となる滑空場は知っている範囲しか選べない(それ以外は遠くて通えない)。いつも同じところを飛んでばかりなのもだんだんとマンネリ化してきます。今日飛びたいなとおもった時に、あるいはここで飛んでみたいという場所で気軽にフライトできるわけではないのがグライダーの欠点であると思います。(勿論お金をかければ解決しますが)

そんなこんなで卒業後は社会人クラブには所属せずグライダーを続けたいと願う心とは裏腹にスカイスポーツからは離れる生活を送っていました。

Air_Towエンジンを持たないグライダーが離陸する手段はいくつかありますが、一般的な方法として写真のように他の飛行機に引っ張ってもらう(曳航)方法があります。曳航料金は数千円です。

 

 

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