パラグライダーライセンスの世界基準

車の免許の場合、日本とアメリカでは基本的なルールは大体同じだとはいえ走行車線が左側と右側で違うように国毎に違う部分が若干あります。一方航空機の場合ですが、国内線はいいとしても国際線のようにアメリカを出発した飛行機が日本に着陸することもありますよね。そのときアメリカと日本で異なるルールを採用していた場合、パイロットは世界各国のルールを覚えなくてはいけないですし、間違えて事故を起こしてしまうリスクが高まります。また例えば国境沿いの上空を飛んでいるとき、今はA国のルール、数分後にはB国のルール、そのまた数分後にはC国のルールに従うとなってしまうともう収集がつかなくなります。このような事態を防ぐためにも航空法は全世界で基本的には共通のルールがとなっています。パラグライダーも航空スポーツの一部であるため、航空機と同じように全世界で(なるべく)統一したルールやライセンスの仕組みを作ろうと考えられています。その管理をする組織が国際航空連盟、通称FAIです。(Fédération Aéronautique Internationaleの略)

FAIではライセンスのレベルを5つのカテゴリーに分けています。初級から順に紹介すると

  1. Ground Skimming(ライセンスとしては2のAltitude Glidingとあわせて一つ)
  2. Altitude Gliding
  3. Basic Soaring
  4. Advanced Soaring
  5. Cross Country

となります。具体的なシラバスの説明はFAIのWebSiteのリンクであるこちらからダウンロードできますが、

  • Knowledge(知識)
  • Skill(スキル/技術)
  • Experience(経験)
  • Airmanship(飛行中の安全や考え方)

の4項目について少しずつステップアップした内容を習得していくものです。

簡単に説明すると1は地上での操作ができること、2は静穏な大気(サーマルなどあれた気象条件ではない)での飛行ができること、3はやや荒れた気象条件でソアリングの練習ができるレベル、4は一人前のパイロットとして自分のすべて自分の責任でフライとできるれべる、5は大会や長距離クロスカントリーができるレベルといった感じでしょうか。

全世界似通ったシステムを踏襲しているので例えば日本でライセンスをとればそれと同じランクのFAIのライセンスを発行してもらい、海外でフライとすることが可能です。車の国際免許のような感じと思えばよいでしょう。

次は日本のライセンスの仕組みについて説明します。

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