パラグライダーの資格

パラグライダーは空を飛ぶことができるスポーツです。うまく風をつかめば数千mの高度を飛行することも十分可能で、飛行距離も数十km以上になってきます。そんなフライトを可能にするにはうまく上昇気流をつかむことが必要ですが、フライトエリアの空域全体で上昇気流が発生するというよりは、局地的に熱せられた地面の上空など空域の一部でのみ発生することが多く、またそれはいつも決まった場所に発生するのではなく、時と場合でことなります。上昇気流をつかみ損ねるとあっという間に高度を失って10分もしないで地上に降りてしまうので、上昇気流をつかむことはフライトを楽しむ最低条件になります。

ただこういった上昇気流は雲として視覚的に目に見えることもありますが、上空の温度/湿度との兼ね合いで雲ができないこともありますし、雲があってもすでに上昇気流の発生が終わって崩壊し始めている雲もたくさんあります。上昇気流があることを察知する信頼できる方法はすでに上昇気流をつかんでいる機体がある空域にいって一緒に飛ぶことです。このような考え方はすべてのパイロットが知っていますので、上昇気流がある狭い空域にたくさんのグライダーが集まる写真のような団子状態(ガーグル: Gurgleという)になることがあります。

Gurgle

このような至近距離に接近しながらフライトをしている中に一人操縦の仕方、マナーもルールも分からないときに人が紛れ込んできたらどうなるでしょう?他のグライダーを巻きこんで墜落するなど大事故になりかねません。そのため、パラグライダーにも車の免許と同じようにライセンスが存在します。車も正しい操作でルールを守って運転すれば事故にはつながりませんが、運転の仕方もルールも知らない人が路上にでたらあったいう間に事故になるのが予想できるのと同じことです。

ただパラグライダーは、航空法では航空機とは定義されないためいわゆる車の免許のような国家資格は存在しません。その代わりJHFやJPAといった団体が発行する技能証を有していないとフライトできないことになっています。(厳密な説明ではないですが)

よって日本に限らずどこの国でも同様ですが、パラグライダーをするには基本となる操縦方法を学び、一定の試験に合格し技能証を取得する必要があります。技能賞を取得するまではインストラクターの監視の下でのみ練習をすることができます。

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